【中小企業診断士インタビュー】製造業診断スペシャリスト 茨木宏一郎診断士
こんにちは、中小企業診断士の諸岡です。
中小企業診断士インタビュー第2弾として、本日は茨木宏一郎診断士との対談を掲載させて頂きます。
製造業の領域で長きに渡りご活躍してこられた茨木さん、現在も製造現場で困っておられる経営者の方々に貢献したいと熱い思いを抱いておられます。
いつも優しく癒し系な雰囲気の茨木さんですが、内に秘めた熱き思いは今までの様々なご経験から生まれたものだそうです。
そんな茨木さんの心の内に迫りたいと思います!
幅広い人脈とチャンスを構築中です!
今、どのようなお仕事をされてますか?
今は大阪経済大学の中小企業診断士登録養成課程のサポーターや補助金申請支援などです。
今後、更に仕事を獲得するために、公的業務への応募、営業ツールとしての講義コンテンツの作成、勉強会などへの参加、未来ものづくり国際EXPOなどの展示会視察やITMA(国際繊維機械ショー)の情報収集などを行い、少しでも仕事に繋がるよう準備をしているところです。
製造業という「モノづくり現場」で営業をしてきました!
以前はどのようなお仕事をされていましたか?
以前、私は紡績会社に勤務していました。
紡績会社の非繊維事業部で生産管理システムなどの設計、納入、アフターサービスやデザインシステム、製版システム、産業用インクジェットプリンター、ダイレクト露光装置など主に繊維、印刷、自動車部品製造業向けのデジタル化設備の営業をしていました。
職種は営業職でしたが、販売していた製品が生産管理システムなど、製造現場で活用される製品でしたので、多くの製造現場に赴き、様々な工場・設備と触れあい、多くのモノづくり現場の方々と仕事をしてきました。
お客様のニーズにマッチせず苦労したことも…
前職で特に苦労されたエピソードを教えて下さい
かつて、ドイツ製の装置を販売していたことがありました。
そのドイツ製の新機種を日本国内で初めて販売することになったのですが、販売先のお客様の社内環境を再現した十分なテストが不可能であったため、1年がかりの立ち上げを覚悟していました。
それは全く新しい技術を搭載した装置でしたが、ほとんど問題なく納入でき、思いのほかあっけなく稼働し始めてくれました。
かと思えば、既存装置のマイナーチェンジ程度の新機種を販売した際に、それがお客様の社内環境にどうもマッチしていなかったようで、同じ品質の製品を生み出すためには、提供した設備の生産速度を落として使って頂くしか方法がなく、大変お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。
こういった、想定外のことがしばしば発生することに大変苦労したことを覚えています。
実はビートルズに憧れていた!
子供の頃の夢は何でしたか?
これは、とても恥ずかしいのですが、ビートルズに憧れていたんです。
中学生の時にエレキギターが高くて買えず、フォークギターを買って練習していました。
前職にも診断士にも全く関係ないですね。笑
お客さんに喜んでもらいたくて診断士を目指した!
中小企業診断士を目指したきっかけは何でしたか?
かつて仕事でお世話になっていた取引先の社長が中小企業診断士資格を取得され、勧めて頂いたことがありました。
その時、実は若い頃に一度診断士に興味を持ったことを思い出しました。
それが私が中小企業診断士を目指そうと奮い立ったきっかけでした。
前職でも、お客様に喜んでもらうことが私にとっての何よりの喜びでした。
今までも中小企業の経営者の方々に大変お世話になったため、診断士になり、中小企業のお役に立てる仕事がしたいという強い想いで診断士を目指しました。
中小製造業の発展に貢献したい!
今後中小企業診断士として具体的にどんな貢献をしたいですか?
多くの中小製造業の経営者が様々な問題や課題をもっています。
そんな経営者の想いをしっかりと理解し、共に解決に向かうベストパートナーでありたいと思っています。
例えば、売上拡大策や利益率向上などの課題に対し、真の目的や課題を整理し直し、内部、外部の環境を元にどのような方向性が良いかを一緒に考えたり、生産性向上策をご提案することなどを通じて、私はお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
これらを通して、お客様の事業の継続・発展に貢献したいと思っています。
最後に熱い意気込みを一言お願いします!
初心を忘れず、製造現場に強いオンリーワン診断士になります!