【経営コンサル】集客が上手い人のコツを考える
こんにちは、中小企業診断士の諸岡です。
起業家が最も苦戦する場面が、この「集客」というものでしょう。
SNS発信というのは最近では常套手段となり、昔に比べて情報を発信する手段は簡易的になってきました。
一方、ありとあらゆる情報が発信されているので、埋もれてしまうという事態に陥りがちですね。
まずは「マーケティング」という思考を軸に、集客というものを考えていきたいと思います。
マーケティング志向とは
かつて、「これまでにない新しい製品を開発した!絶対に売れる!」という時代がありました。
実は今の時代は、モノに溢れた時代であり、かつ流行やトレンドも次々と変移していく時代ですので、「機能に優れた新しい製品」だからとて、注目を浴びるとは限りません。
むしろ、今までにあったとしても「顧客が求めているモノ」であれば売れます。
新製品を開発する上で、ターゲット顧客を絞り、その顧客層が何を求めているか、何に注目しているか、何に困っているかをしっかりと調査することが求められます。
「良いモノ」が売れるのではなく、「顧客が欲しているモノ」が売れるのです。
では、「顧客が欲しているモノ」「顧客が注目しているモノ」はどのようにして分かるのでしょうか。
ここで活用されるのが「統計データ」というものになります。
現在、検索エンジンとしては「Google」が一番用いられているとは思いますが、Googleには「分析機能」というものがあります。
「どのような言葉が検索されているか」「どのようなサイトがクリックされているか」というデータが蓄積されています。
これが「人々が今検索している=興味がある」とされる言葉であり、分野であると言えます。
「X」(旧Twitter)で意識したいこと
私も最近Xの発信を頑張ってやっています。
このアプリには「トレンドワード」というのが見れます。
今どのような言葉が検索されているか。
どのような言葉に人々は関心があるのか。
最近になって私もこのトレンドをかなり意識して発信するようになりました。
すると、毎回「インプレッション」が100~200だったりするのが、突然1,500を一瞬で超えたりすることがあります。
なかなかこれをヒットさせるだけのネタをしっかり用意して発信し続けるというのが、ご想像の通り簡単なことではありません。
しかし、私もこのトレンドを意識した発信を続けていると、面白いことに急激にビューアーが増えたりして驚かされることがあります。
また、経営パートナーからもアドバイスを受けたのですが、「私ってこういう人なんです!」系のネタよりも、「今流行りのネタはこれで、これを見るとお得ですよ!」系のネタに、人は集まりやすいそうな。
ということで、私は様々なネットニュースを逐一確認して、自身の強みを発揮できるようなニュースに関しては、それに付随した内容を配信するように意識をしています。
まあ、それだけでうまくいくとは限らないのですが…。
トレンドを意識
これはマーケティング志向そのものです。
自分が関心ある内容を発信するというのは、トレンドにのっていなければ誰も興味は示しませんし、示す相手も限られます。
顧客志向というのは、まさに顧客が関心を持っている内容に着目するという考え方です。
集客に苦労している方は、まずやるべきこととして逐一ニュースを確認しましょう。
今は紙の新聞で朝と夜だけ見る時代ではありません。
ものすごくタイムリーにニュースがUpdateされている時代です。
そのネタを活用しながらSNS発信すると少しは効果的かと思います。
かく言う私もSNS集客のプロではありませんが、少し意識しだしてから少しずつ変化が見られつつあります。
改めて、Xというアプリを活用しながら、マーケティング志向というものを学び直すいい機会となっております!
「顧客志向って何だろう?」
今一度実践を通して学んでみてはいかがでしょうか?