【経営コンサル】企業研修(管理職研修)紹介「従業員のモチベーション向上セミナー」
こんにちは、中小企業診断士の諸岡です。
企業の経営資源は、ヒト・モノ・カネ・情報と大きく4つに分けられます。
その中でも最も大切にしたい「ヒト」。
どの時代においても「人の成長」=「企業の成長」と言われています。
人の成長に向けて、従業員のモチベーションを向上させる仕組みは非常に大切なもの。
果たしてそれは「給料を上げる」ということだけで成し遂げられるのでしょうか。
本研修セミナーでは、従業員の「内発的動機」を持ち上げるための考え方や指導方法についてお伝えさせて頂いております。
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モチベーションとは?
モチベーションってそもそもなんなんだろう?って考えることってありますか?
当たり前の言葉として用いられていますが、実はちゃんとした定義があります。
ビジネスにおける「モチベーション」とは、「組織内で業務意欲、または業務への意欲を引き出す動機付け」と定義されています。
そして、モチベーションには「内発的モチベーション」と「外発的モチベーション」の2つに分類されます。
「外発的モチベーション」とは、外にある何かしらの目的に対して発生するもので、例えば「昇給」などがあげられ、これは無限に提供できるものではないと言われるものです。
一方、「内発的モチベーション」とは、自身の内面から湧き出るモチベーションであり、外発的モチベーションと違って無限に引き出すことができるものと言われています。
言わずもがな、限界のない無限のモチベーションが求められますので、本研修セミナーでは内発的モチベーションをいかに引き出す指導や仕組みづくりができるかを目指すものとしています。
昨今の従業員のモチベーションの現状
ここで、今の社会のモチベーションはどのような状況にあるのか見てみましょう。
コロナ禍という事態を迎えて社会は大きく変わりました。
果たしてモチベーションは皆高いのでしょうか??
R3年に発表されました、厚生労働省による「労働者調査」によると、コロナ禍を経て様々な業界において仕事に対するモチベーションが下がっている傾向にあるということが報告されています。
では、モチベーションが低いとどんなことが想定されるのでしょうか?
モチベーションが低いと、労働生産性が下がることは容易に想定されます。
しかし、働くことへの満足度が下がると、コミュニケーションも減少し、会社との溝が生まれ、場合によってはコンプライアンス違反にも繋がることも想定されなくはありません。
従業員のモチベーションを向上させるということは、売上を上げる、利益を向上させる、ということだけが目的ではないということですね。
モチベーション向上に最も大切なことは?
人には「認められたい」「存在価値を承認してもらいたい」という、生まれ持った欲求が誰にでも存在しています。
そして、それは企業や組織という「集団」の中で、上司から認められ、顧客から認められ、社会から認められたと実感できる時に満たされる度合いは大きくなっていきます。
ところで、下記の図を見て皆さんはどのように考えますか?
多くの方は「この企業の売上高はなぜ20%低下したのだろうか?」と考えることでしょう。
前提として、企業は「顧客から選ばれている」という存在価値があります。
この前提を置くと、「なぜこの企業の売上高は80%残っているのか?」という視点が必要です。
それこそ、企業が顧客に選ばれて存在している価値そのものです。
そして企業が顧客に提供する「価値」は、一人でも欠けてしまうと成り立ちません。
従業員の存在ひとりひとりが、その価値を生み出しているという理解をまずは必ず腹落ちさせることが大切です。
自社に「理念」「ビジョン」はありますか?
企業が存在する上で、創業に至った創業者の思いである「理念」や、「こうありたい」と常に立ち返る「ビジョン」というものはありますか?
そしてそれらは「文章」として記載されていますか?
さらに、その文章は従業員全員が声に出してソラで言えますか?
実は「モチベーション」というものを考える上で、組織における揺るがない軸は全員がしっかりと理解している状態が必要なのです。
以下に、こんなデータがあります。
中小企業庁が毎年公表しています「中小企業白書」からの抜粋です。
従業員のモチベーションが高い企業、その多くは「経営理念」「ビジョン」が明確にされており、従業員に浸透している企業ということが報告されています。
これは非常に大切なことであり、結構ないがしろにされがちなポイントです。
内発的動機というものは、ただただ従業員を褒めるということに終始するのが手段ではありません。
揺るぎない企業としての存在価値が、従業員全員によって生み出されているということの理解こそが、組織に属する「ヒト」としての最大のモチベ―ションの原点になるわけです。
単なる美化活動ではない「5S」活動
ところで、皆さんの職場は綺麗に整理整頓されていますか?
整理整頓された状態が維持されており、それが従業員自ら自主的に守られ、発信されていますか?
職場環境が綺麗にされていることは実はものすごく大切なことなのです。
企業が利益を出し続けるためには、それを成し遂げるための「体力」が必要です。
そして体力をつけるためには、地盤を固める必要があります。
その地盤となるのが「5S」ということになります。
職場が散らかっており、どこに何があるかもわからず、場合によっては事故にも繋がりかねない環境下で仕事を喜んでできるかというと、ありえませんよね。
従業員のモチベーション向上は衛生環境にも影響するということの理解も大切です。
今こそ「人財」育成!
本日は弊社の「従業員モチベーション向上研修」についての内容をご紹介しました。
成長し続ける企業に共通している点は、従業員全員のモチベーションが非常に高いです。
そしてそれには組織としての「仕組み」があります。
最も大切とされる経営資源である「ヒト」を益々成長させていきませんか?
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