【経営コンサル】企業研修紹介「ファシリテーションのスキルアップ研修」
こんにちは、中小企業診断士の諸岡です。
もともと私は「ロジカルシンキング」というものが得意な人間です。
そんな「ロジカルシンキング」というものは様々な分野で展開されますが、モロにそのスキルが活かされる「ファシリテーション」のスキルアップセミナーについてご紹介したいと思います。
私はいつも「強い組織に存在しているのは、特筆したリーダーよりも、特筆したファシリテーターである」と思っています。
本日は弊社がプロデュースする「ロジカルシンキングを駆使した『ファシリテーション』スキルアップセミナー」について綴りたいと思います。
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ファシリテーションとは?
日本ファシリテーション協会の定義によると、「人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りをすること」とされています。
特に、集団においてあらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きとして、問題解決やアイデア発想などの分野で大いに活用されています。
また、ファシリテーションにも大きく3つの分野があると言われており、「問題解決型」「合意形成型」「教育学習型」に分類されます。
これらは、「目的」の違いであり、基本的にファシリテーションスキルとして求められる内容はほぼ同一と考えても良いかと思います。
ファシリテーターに求めらえる要素
複数の人間が集まって、何かを決めていきたいという際に、上記の3分野のように「目的」には違いがありますが、ファシリテーターに求められる要素には違いはないと思っています。
ファシリテーターには、「合意形成」というゴールを果たすミッションが与えられます。
ちなみに「合意」するのは、その会に集まった「複数の人間全員」です。
では、全員の合意を得るのには、全員が納得するような結論に導いていかなければなりません。
その「内容」は当然のことながら納得度の高いものにしていかなければなりません。
しかし、ファシリテーターが例えば強引に「この結論でいくから納得するように!」と声を荒げて言ったところで、全員が果たして合意するでしょうか。
時には声を荒げて反論する人もいるでしょうし、時には「反論したら怒られそうだから…」と何も言えなくなる人だっていることでしょう。
ファシリテーターには「中立的立場」というものが求められると共に、「全員の関係性への配慮」というものが求められます。
まずは参加者の方々の発言を促す空気づくりと、出た発言に対する敬意を忘れずに。
発散からの「収束」
ファシリテーターは100%の合意を取ることは「ベスト」ではありますが、必ずしもそうである必要もありません。
ここで100%でなくても、100%に近づく説得力を発揮させるのが「ロジカルシンキング」です。
特にここでは「ピラミッドストラクチャー」というものが活用されます。
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複数の人間が集まれば様々な意見が湧いて出てくるでしょう。
その際に、結論をどのように納得度のある形で落とし込むかというと、「共通点」を見極めることです。
「色んな意見が出ましたが、全員の意見の共通点は『●●』という点にあるように思いますがいかがですか?」
ファシリテーターとして、この発言は納得度を上げるキラーワードになります。
つまり、ファシリテーターは色々な意見が飛び交う「発散」という雰囲気を作り上げるスキルに加えて、出尽くした意見をまとめる「収束」というスキルが求められます。
ファシリテーションは本当に面白い!
ファシリテーションをしていて本当に面白いと実感する瞬間。
それは「全員が言ってるテンでバラバラに見える発言が統合された瞬間」です!
これは本当に気持ちが良い!
しかも全員の納得度が高かった際には、この上なき達成感。
ファシリテーターは「クリティカルな発言をした」という達成感よりも、「クリティカルな方向に全員を導いた」という達成感を味わうことが大切です。
そこにこそ、ファシリテーションの面白さがある!
その達成感を味わえるファシリテーターになってみませんか?
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