【中小企業診断士】小さいルーティンは人を強くさせる
こんにちは、中小企業診断士の諸岡です。
皆さんには「日々のルーティン」というものがありますか?
そしてその「ルーティン」は365日欠かさず絶対に続けられていますでしょうか?
自分自身を律し、自らを成長のベクトルに乗せ続ける上で、小さいルーティンを何が何でも全うし続けることは、本当に自分の成長に繋がります。
騙されたと思ってやってみてはいかがでしょうか?
簡単なルーティンで良い、ただし365日継続が条件
まずは簡単なルーティンを決めましょう。
これは「新しくやること」に意味があって、今まで当たり前のようにやってきたことを「ルーティンとしてやる」というのはナンセンスです。
本当に小さいことでも何でも良いです。
その代わり、絶対365日例外なく続けることが条件です。
ちなみに今の私のルーティンは、「朝は5時半に起きる」・「1週間で1冊の本を読む」の2つです。
簡単に思えることですが、これは熱が出て倒れようが、仕事でしんどくて寝不足になろうが、絶対に破ってはいけないルールです。
私が中小企業診断士1次試験を勉強していたころ、「毎日『財務』」を絶対のルールとして守り続けてきました。
それはどれだけお酒を飲んで疲れて帰ったとしても、寝不足でしんどかったとしても、意地でも当時は財務の問題を1問だけでも解いてやる!という思いでいました。(もちろん、やりきりましたよ!)
自信は「小さい達成」の積み重ね
私は子供の頃から本当に自分に自信を持つことが出来ませんでした。
だからこそ、自分自身の強みに自信が持てないという方の気持ちは良く分かります。
では、そこまで大きな成果や功績を残さないと、人は自信を持つことはできないのでしょうか?
大切なことは、「小さい達成を積み重ねること」だと思っています。
私は中小企業診断士試験に挑んだ数年前、本当に財務会計が苦手で、最初から苦労することは想定していましたが、いざ勉強すると想定通りでした。
だからこそ、私のルーティンとして「毎日『財務』」を自分に約束しました。
この約束は絶対に破ってはいけません。
雨が降ろうと、風が吹こうと、お酒を飲もうと、寝不足になろうと、風邪をひこうと、何があっても絶対です。
(雨が降っても風が吹いても、別に財務の勉強はできるか…)
そしてこの毎日1問絶対、が今の私の小さな達成の繰り返しとなりました。
今は中小企業診断士として、「財務が得意」と言えます。
これぞ、ルーティンによる「小さな達成の繰り返し」の成果だと思っています。
ルーティンを作る上で大切なこと
「継続は力なり」とは、昔の人は素敵な言葉を残したものです。
では、ルーティンを何のために作るのか?
ルーティンを作ること、ルーティンを継続させること自体が実は大切なのではなく、「なぜそのルーティンを作ったのか?」が一番大切です。
そしてそれは、「ありたい姿」という言葉で表現されます。
私は中小企業診断士になる前に「数字に強い診断士になりたい!」と常に言って回ってました。
そしてその思いがとてつもなく強かったため、毎日財務が叶いました。
今の私は「世の中の中小企業の方々にお役に立つために、自分自身が知らないことをとことん知りたい」というのが「ありたい姿」です。
従って、毎朝5時半に必ず起きて、本も読みますし、読んだ本は自ら資料としてまとめて「見える化」させるようにしています。
小さいルーティンを大きな成長に繋げるために、まずは「ありたい姿」を明確に描きましょう。
「憧れ」は「ライバル」
WBCで大谷選手がこんな言葉を発しました。
「みなさん、憧れるのはやめましょう!」
とっても素敵な言葉だと思います。
夢は夢で終わるのではなく、「ありたい姿」として実現させるのが、生きる目的であり、生きている意味だと思っています。
「憧れの存在」は憧れた瞬間から、もはや「ライバル」なのです。
ありたい姿に設定して、小さいルーティンを必ず毎日達成し、ライバルと肩を並べてみてはいかがでしょうか?